低用量ピルの写真

低用量ピルを使ううえで副作用など基本的な知識を事前に知っておきましょう。中には喫煙していて低用量ピルを服用できない人もいるので注意してなければなりません。では、低用量ピルの使い方などを説明していきますね。

低用量ピルの仕組みについて

男性は女性が妊娠するのを回避するためにコンドームを着用することが多いですが、逆に女性の場合は避妊をするためにピルがよく用いられます。
ピルには様々な種類がありますが、近年は低用量ピルのことを指してピルと呼ばれるのが一般的になっています。
ピルはホルモン剤の一種で、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤の合剤ですが、このうち錠剤中の卵胞ホルモン剤の含有量が50マイクログラム未満のものが低用量ピルに分類されます。
女性が低用量ピルを体内に取り込むと、3つの作用により望まない形での妊娠を防ぐことができます。
第一の作用は「排卵が起こりにくくなる作用」で、これが低用量ピルのもっとも重要なはたらきです。
低用量ピルを服用すると、体内の卵胞ホルモンの濃度と黄体ホルモンの血中濃度が上昇し、ホルモンバランスを排卵直後と似たような状態にすることができます。
この状態を脳の視床下部で認識すると、下垂体に対して黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンの分泌を促す物質の放出が抑制されます。その結果、卵胞の成長が止まり、排卵が起こりにくくなります。
第二の作用は「受精卵の着床を防ぐ作用」です。
受精卵が着床するには、子宮内膜が十分に厚い状態になっていなければなりませんが、低用量ピルの服用により子宮内膜の肥厚化を抑え、着床に適さない環境にします。
第三の作用は「子宮内に精子が進入してくるのを防ぐ作用」です。
排卵のタイミングが近づくと、子宮頸管では精子が子宮内に入り込みやすくなるように特殊な粘液が多く分泌されるようになりますが、低用量ピルを服用することによって粘液の質を変化させます。
これにより、精子のほとんどが子宮内に入り込むことなく死滅していきます。
低用量ピルとして販売されている製品にはたくさんの種類がありますが、おおむねどの種類も上記のような仕組みで避妊が可能になっています。

低用量ピルの21錠と28錠の違いとは

女性が計画的に避妊をするために活用する低用量ピルのなかには、しばしば同じ銘柄であるのにもかかわらず、パッケージが21錠入りのものと、28錠入りののもも、ふたつのタイプが存在していることがあるものです。
日本で有名な低用量ピルにはトリキュラーがありますが、こうした低用量ピルというのは、基本的に1日あたり1錠を、1回だけ服用するというのが正しい服用方法となっています。
そして、21錠入りのほうについては、途中までは28錠入りのものと同様、この飲み方でよいのですが、21錠をすべて飲み終えた最後の1週間だけは、なにもピルを飲まない期間をはさむことになっています。
そして、その期間が無事に終われば、ふたたび新しいシートに切り替えて、21錠を同じように毎日服用するというかたちになります。
いっぽうの28錠入りの低用量ピルですが、こちらは毎日1錠ずつ飲んで、28錠をすべて飲みきれば、ただちに新しいシートを開封して、また28錠を順番に飲むというかたちになります。
28錠入りのほうも、最後の7錠については、ふつうの錠剤と色が違っていたり、形状が違っていたりするものですが、これは実は、錠剤のなかに有効成分が含まれていない、プラセボ錠であることを示しています。
要するに、最後の7日間というのは、21錠入りであっても、28錠入りであっても、本来はまったく錠剤を飲まなくても避妊の効果はかわらないというわけです。
しかし、こうして錠剤を飲むことを休む期間をはさむことによって、新しいシートに切り替えなければならないのに、それを忘れてしまうといった失態も多く、そのために避妊効果が発揮されなくなってしまうケースがあることから、わざわざ飲み忘れを防止するために、28錠入りのほうには擬似的な錠剤を加えているのです。

性病などを防ぐためにも低用量ピルとコンドーム併用

男女のカップルが性行為にあたって避妊をしたいというときに、とりうる手段というのはいくつかありますが、わが国でもっとも多く用いられている手段といえば、やはり男性のコンドームということになります。
統計によれば、避妊をしているカップルの約7割程度がこのコンドームを使用しているとされています。
コンドームは、性行為にあたって、事前に男性が装着をすることによって、物理的に妊娠を防ぐための器具ですが、いくつか気をつけなければならない点もあります。
コンドームを理想的な方法で使用していた場合であっても、年間で避妊に失敗してしまう確率は3パーセント程度はあるといわれており、ふつうの人が理解しているよりも、安全な方法とはいえないのです。特に、性行為をしている途中でずれたり、破れたり、ゼリーなどの影響で劣化したりというアクシデントは、十分に考えられることといえるでしょう。
しかし、このコンドームには、物理的に相手の粘膜と直接的にふれあうのを防ぐという意味合いから、性行為による性病の予防には、他の方法よりも高い効果があるとされており、しかも、他の方法よりも手軽に使用できるということもあることから、やはり装着することそのものにはメリットがあります。
いっぽう、低用量ピルは、女性ホルモンの卵胞ホルモン、黄体ホルモンのはたらきをする合成物質を配合した錠剤であり、コンドームなどにくらべると、医学的に女性の体を妊娠しない状態につくりあげることから、きわめて避妊の効果が高いといえます。
ただし、この低用量ピル自体には、性病を予防するような効果はなく、あくまでも避妊という目的についてのみとなります。
こうしたことから、性病予防と避妊というふたつを実現するために、コンドームと低用量ピルを併用してみるということがすすめられるわけです。

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